主人公が制約する3つの条件

この作品のポイントとなる点

トランスポーターという作品について語ることは先ほど話したとおりだ。とにかくプロの運び屋であるフランクは例え違法な荷物だろうと、犯罪者たちの逃亡を助けるために運転手という立場になろうと、依頼されれば必ず目的地まで『荷物』を届けることが彼の至上主義となっている。仕事に対して熱心・情熱を抱いているのはいいことかもしれないが、自らが指名手配されるような真似をする行動を起こしているから、それが逆に凄い。見習いたくない凄さではあるが、その仕事に対するこだわりは時に狂気を抱かせる。

それは依頼した犯罪者も例外ではない、プロの運び屋として活躍しているフランクの存在は裏世界では名の知れた有名人となっているため、何か用があればその名を便りに仕事を依頼する。軍人としての高い戦闘能力に加えて、さらに運転技術についても天才的とも言えるドライビングテクニックにより、例え警察からの追走だろうと振り切って依頼を全うしてしまうため、犯罪者たちも彼に対して信用をおいている。それはフランクも然りだが、同時に彼はこの仕事をする上であるルールを自身、そして仕事に適用させている。

それは決して覆すことの出来ないものであり、フランク・マーティンという人間がトランスポーターとして課している制約となっている。この作品、冒頭では彼は別の仕事をこなしているが、その際に依頼人が契約内容と異なる行動をしたため、一時期は仕事を反故に仕掛けた。依頼人は契約変更を強制しようとしたが応じなかったため、本来交わしていたはずの契約通りにすると、フランクは忠実すぎるほどに仕事を完遂した。

こうした点から、依頼人がフランクの実力と評判などを重々理解した上で、彼と交わした契約を最優先にしたということが伺える。それだけ評判が高いとも言えるが、逆にフランクが意固地過ぎるとも取れなくもない。しかしそれこそ、フランク・マーティンがトランスポーターとしての仕事において裏業界にもその名を馳せている要因となっている。それは、彼自身が課している3つの制約が関係している。

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仕事をする上でのルール

トランスポーターとして活躍するフランク・マーティン、彼はどんな依頼だろうと必ず全うすることにかけてはそれだけ仕事熱心という風にも取れる。反社会勢力からの依頼を受けているという点を除いても、仕事をきちんとこなす様は見事過ぎる。そんな彼だが仕事をする上では自分に条件を課している。これは全体的な作品にも影響を及ぼすものであり、そしてシリーズを通してトランスポーターという作品を根底から理解するために必要なことでもあるからだ。

彼は自分に仕事をする上で3つの制約を掲げている、ではその制約とは何なのかを見てみよう。

3つの制約

  • 1:契約厳守
  • 2:名前は聞かない
  • 3:依頼品を開けない

上記のルールに則ってフランクは自身のプロの運び屋として行う仕事を全うする。その点で言えば、この作品では3つ目の『依頼品を開けない』を開けないという点を見事に破っている。自分に対するギアス、いわば呪いとも言えるくらいに言い聞かせている事を破ってしまったのは、それはフランク自身が人としての本能的な行動を抑制するだけの自信がなかったからとも見れる。それは時に自らの足を引っ張ることとなってしまう、とても軽率な行動だからだ。犯罪者と仕事をする機会も多く、明らかに自分自身の身の安全が保証されない仕事であろうと、必ずやり遂げるのだから肝っ玉が座っている。

日本人によく似ている

こうしたフランクの自分に課しているルールというのは、どことなく日本人と共通しているところがある。日本人は不思議なもので、何かと自分なりに自分がこれをするときには必ずこうするというような制約を課しているもの。物凄く極端に言えば仕事にしてもそうだ、例えばAという結果を導き出すために必ずBを行い、Cを経由してからDへと向かい、最後にAという結果へと導き出すといった具合に仕事をする上で、日本人は自分には自分の仕事をする上での制約をするのが通例となっている。

思い当たる点は誰しもあるはず、それこそ何でもいいのだ。皮付きの魚を食べる際の順番として、皮を先に食べてから身を食べるといった具合に。フランクにしても、ルールを曲げずに完璧な仕事を行う姿勢は日本人なら誰しも共感できるだろう。

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こんな制約も

またフランクは3つの制約以外にも、別にもう一つ制約課している。それは自身との契約が終了したとしてもその後再契約を交わさないというのも設けている。この点については正直共感できない人もいるはず、特にフリーランスとして活動している人はなおのことだ。再契約の内容にもよるが、繋がりやコネという側面も大きいフリーランス業界においては実力もそうだが、それ以上に関係者と少なからず繋がっているのも重要なこと。

フランクの場合は犯罪者などを相手にしていることもあって、再契約を交わさないのかもしれないものの、本来ならば願ってもない話でもあることを念頭に入れよう。


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