現実的なトランスポーターとは

運び屋は危険がいっぱい?

トランスポーターシリーズについて書いてきたが、こうして調べてみると改めて今作がいかに面白いかというのを再認識する。役得と言ってもいいかもしれないが、色々と調べていると気になる情報を見つけた。それはトランスポーターを視聴してみて、実際にあんな運び屋という職業に就くにはどうしたらいいのかと真面目か巫山戯かはともかくとして、質問しているものを見かけた。この人曰く、トランスポーターのような仕事をしてみたいというのを前提に話をしているようだが、それはつまり行く先々で事件に巻き込まれて、生死の境をいつ彷徨うことになるか分からない、死線を潜り抜けることを希望しているのかもしれない。個人的な意見を言わせてもらうと、そんなことをしたいとはまず思わない。

確かにフランク・マーティンという架空の人物に対して憧れを抱くのは分かる、実際にあんなダンディズム溢れて何でもできる運び屋なら色々と美味しいことも経験できるかもしれない。しかし常に死が背後にまとわりついている、しかも一時期こそ運び屋から足を洗おうとしたがそれも結局できずにズブズブなまま作品が展開している。そんな人生を過ごして、何が楽しいのか。

そもそも日本でこんな大事件が勃発していたら国内どころか、国際問題へと発展しかねない。法治国家という体裁がなくなり、トランスポーター2のようなテロリスト事件が巻き起こったら、最近国際的にも要注視されている、ISISのような存在が日本へ乗り込むための手はずが整えられてしまいかねない。理想とするのも分かるが、それはあくまで空想上の話だと思って欲しい。本当に経験したいなら、初期作の舞台でもあるイタリアへと赴けば良い。そこは絵に描いたような無法地帯が広がっているので、運び屋なんて都合の良いものがあれば喜んで使い捨てにされるはず。

なんて馬鹿な話はいいとして、運び屋という仕事は日本にもあるが、日本的に言えば運送業に近い。生物は基本食材オンリーとなっているため、人間を運ぶことはあまりない。たまに派遣で引っ越しの仕事をすると、運転席ではなくトラックの荷台に乗せられるという違法行為が行われてもいるので、あながち人身売買というのも知らないだけで身近なところで起きているのかもしれない。

そんな運送業という仕事、日本的に言えばどんなものがあるのかをすこし見ていこう。

運び屋を目指す

一般的な運送業の求人では

フランク・マーティンが行っている運び屋はいわゆるフリーランスで活動している運び屋です。実際にフリーランスとして活動することも難しくはないでしょうが、その話はまず置いておく。一番最初に注目したいのは運送会社に就職・アルバイトとして雇われる場合についてだ。簡単に某求人サイトでどんな仕事があるのか見てみようと思う。

最初に今作の表題ともなっている『トランスポーター』をキーワードにして調べてみた。

検索結果:0件 - 条件を再設定して、検索してください

当然だろうなぁと思いつつも、もしかしたら引っかかるかもしれないという少しばかりの願いを込めたが案の定だった。なのでここはきちんとして、『配送』をキーワードにして見る。

検索結果:675件 - 2015年7月中旬現在

それなりに数が出揃った検索結果がはじき出された。ただ調べてみると、配送というキーワードにきちんと準拠したものが用意されているわけではない。中には全く関係のない、飲食店の求人まで検索結果としてスレッド化されている。『配送』が『配膳』でヒットしたのかもしれないが、中々ユニークだ。そんなことはさておき、実際にトランスポーターへ近い仕事はないかと調べてみると、やはり主軸は『引っ越し』・『宅配』といったものが中心となっている。

日本でいうところの運送業とはそんなものだ、トランスポーター並みに危険が付きまとう仕事はもしかしたらあるかも知れないが、見つけるにしても相当裏に何かがあるところで紹介が出されているかもしれない。

評判は悪い方

ただ運送業といってもフランク・マーティンのようにきちんと荷物を無傷のまま仕事を成し遂げてくれる人ばかりではない。中には配送用のダンボールが破れてしまい、中の商品が破損してしまうという事態に遭遇した人もいるはず。ただ運搬してもらった商品については破損があれば交換・補償対応を行うのが習わしとなっているので、顧客としてはそこまで心配することはない。しかし中には箱が破れている状態で中身を確認しなければならない状況になり、開けた中身にはいわゆる成人内容のPCゲームと声優たちがユニットを組んで発売したCDが入っているという、公開処刑を食らった人もいるという。そういう意味では、どういう形であれきちんと依頼をまっとうするフランク・マーティンが凄いというのを理解も出来る。

タクシーといえば

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基本的に

トランスポーターにしてもそうだが、基本的に依頼を受けた荷物を自分勝手にいじることは許されない。リアルでそんなことにすれば大問題となり、ただでさえ大事なものを搬送していたら紛失したなどとなれば、逆鱗に触れるどころの話ではない。中にはメール便1,500通を燃やしてしまうという蛮行を犯した運送者もいたから、シャレにならない。トランスポーターもかなり常識外だが、現実の運送業に従事する人も色んな意味で規格外な人が多いのかもしれません。


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